MutsuMutsu晴れ晴れ日記

晴れ晴れ人生を目指して!

村びと

夕方庭師氏の奥様がピンポンを押してくれた。
出てみると手に数本の枝を持っていて、山から切ってきたのでどうぞと言うではないの。「わぁー嬉しい!」と思わず言ったら、「伐採した木の枝を持ってきたのよ」なんてわざわざ付け加えて差し出してくれた。その木はダンコウバイといって、小さな蕾が付いていた。かすかに開き始めたのもあって、緑がかった黄色のころっとした花だ。こんな真冬のこんな時にもう花を咲かせる木があるなんて、ちょっと感動だった。
花器に生けたらおもしろそうだと思ったが、根元に生ける花も花器もないのでそのままバケツに入れて玄関に置いた。かすかに香りがするようなしないような、春をもらった嬉しさを感じた。

こんな優しいことをする人だから善い人だろう。
でもなにもかもが違う人だなぁと今日も思った。 なんかかみ合うようでかみ合わないっていうか、そういうことってあるんだなぁなんて、こんな歳になってもそんなことあるだよ。 反対方面に向かってるってかんじ。一言で言えば。交わらんわね。 へへへ