MutsuMutsu晴れ晴れ日記

晴れ晴れ人生を目指して!

ハーモニー

最近読んだ図書館の本で、介護の本で実に面白いのがあった。
介護施設の良し悪しの見分け方という項目があって、その悪い例が以前いた山の温泉病院の分院が、あまりにもそっくりすぎて見たような場面が出てくるんで気絶しそうなくらいビックリした。ずっと受験で東京に行ってた時期だったので、徹底的にやり込めなかったのがちょっと悔いが残るというか、バーちゃんには我慢させて悪かったと思った。
そのバーちゃんは今、優良施設のハーモニーにいる。選んだのは独断で私だったが、外から見るのと中身って違うかもと不安もあったけれど、ちょうど山の温泉時代の人がいて、「洗濯物の出し方から全然ちがうですよ」なんて言ってくれたんでほっとした。まだバーちゃんは慣れないから無理だが、時々は家にも帰れるようだ。一年ぶりで松本の山を喜んで眺めている。
今日は行ってみると、千昌夫が<北国の春>を歌っていてバーちゃんは喜んでいた。次は小林幸子の紅白バージョンで、「よく東京に見に行ったけどバーちゃん覚えている?」と聞いてみると「何回も行ったじゃん」と言った。
ビデオが変わって大正琴の演奏になった。いきなり頭に白いベールとドレスのばあさんたちが演奏してるので若い職員と私はどっと笑った。年寄りは誰も笑わないのでそれがふしぎだった。