MutsuMutsu晴れ晴れ日記

晴れ晴れ人生を目指して!

めでたいきざし

今日は天気予報では晴れマークだったのに、ずーっと肌寒くて冬の日みたいな一日だった。
今日も文殊堂の話し。
昨日は文殊堂の天井絵の竜の目を勇ましく澄んでいると感じたのに、今日はなにかうつろな弱いかんじの目に見えてしまった。そんなばかなと思いながら階段を下りると、チーンと知らない鐘の音がして、あぁそこにも鳴らせるものがあったんだと教えられた。
文殊堂から薬師堂へ行く間には、吉祥の水と書いた水飲み場がある。若返りの水か疫病に効く水かとにかく飲んでみようと思ったら、観音様が上げた右の手にコップが引っ掛けられていた。初めコップを捜したので、気づいた時の可笑しさったらなかった。ありがたく観音様からコップを頂いて水を一気飲み。そして私もやっぱり手にお返ししてみた。
いつ来ても人はまばら、昼前なら今<紅葉通り抜け茶会>をやっているそうだ。
今日は薬師堂の階段を下りて、この間の老人がやっていた拓本の石碑を覗き込んでみた。
なんて書いてあるやらさっぱりわからないが、芭蕉という文字だけはわかった。これから読み解く楽しみとしようと思いながら湯坂を上った。

秋の夜長、辞書を引いてみた。
吉祥とは? 「めでたいきざし」
そりゃまた!!