シオハラ家の葬儀

祭りが終わって今日は葬式。　村デビューだ。　朝の出棺から始まって葬儀では帳場の係り、前向きに何人まで顔を覚えてこれるかやってみよう。
　というわけで、超久しぶりに札勘で銀行員になった。あんなにお札を数えることは日々の暮らしにはない、感慨深い感触で活躍できたと思う。前に座ったモモセ氏は目をどんぐりにしてくれた。農協のハルト氏と一発で金額が合ってほんと見事だった。ちょっと忘れていたスカッとさわやかコカコーラだった。
式のあとは苦手な献杯と食事だが、今日はありがたいことに右にはガレージのマルユミさま、左にはアスパラのデーボ氏が座ってくれたんで助かった。
「わたしとデーボ氏は親戚なのよ」「そうなんだぁ」
「こちらはうちのお仲人さんなのよ」　「そうなんですかぁ」
「デーボさん、右の端からどなたかみんな名前教えてくれない？」
「いいですよ。まちいさんとくたけさんたかおさんはるとさんまるやまさんげんじさん・・・・・」　　やったぜベイビー・・・・（古）