MutsuMutsu晴れ晴れ日記

晴れ晴れ人生を目指して!

初めて扇風機がうちに来た時のことから地球温暖化

「あの頃は、アメリカの、車に乗ってる生活とか洋服の生活が夢のようなことに感じられたものだったのに、今じゃあんた、車だって一人一台があったりまえの時代になって。そんな夢の世界になったのに、まだこの先、羽根のような物を体に着けて空を一里か二里位までなら飛んでいける時代が来るってんだから。もうその頃はおらんとおもうけど。今だって信じられない位便利なのに、まだまだもっと便利な時代に変わっていくってんだわ・・・。
人の気持はテンでバラバラなものだけど善いこと言う人もけっこういるからね。だから家に閉じこもってちゃいけない。たとえスーパーのイスに座っていたって人から情報をもらうことができる。情報を得なんだらボケるだけだで・・・。」

ニコニコ長男先生の待合室でのことだ。そのお婆サマの声はやたら大きいので全員が聞いているようだった。それがいくらでもよどみなく続いて達者な人だ。やがて地球温暖化問題へと話しは移っていくんだけど、もっと聞いていたいくらい人生観たっぷりの内容だった。
そうして話しを聞きながら、私も扇風機と並んで写真を撮った日のことを懐かしくじ〜んと思い出していた。
あの時代があって、今日があり、この後も生きていくのはただ<運>だけだと思うけど、未来を生きるのは楽しみなことだ。
できればその羽根とかいうやつ体に着けて、ちょっと空飛んでみたい。