MutsuMutsu晴れ晴れ日記

晴れ晴れ人生を目指して!

ここは体が不自由な人ばかり その7

またたく間に2007年の夏が終わる。
バーちゃんの体調はようやく落ち着いてきた。2週間の入院予定が50日を越えた。発熱、肺炎、発疹、下痢と毎日毎日何がなんだかわからないまま過ぎて、肝心のリハビリは一向に進まなかった。進んだのはボケのみだ。
アイザワホスピタルは急性期の病院なので最長2ヶ月で転院をしなければいけない。そんなことは直に退院して家に帰るつもりだったから関係ないと思っていたが、本当に出て行かなくてはいけなくなった。行く所があろうが無かろうが出て行かなくてはいけないという現実なのだそうだ。
毎日通ってしつこく説明や文句を言えたおかげか、担当医もかなり親身になってくれた。2ヶ月以内に回復期病棟に移りたい希望も徹底して頼み込んだ。高齢者の看取り方の話しもいろいろな角度からすることができた。バーちゃんの入院が長いので同室のバー様も何人も変わったが、ちっとも看にこない家が多すぎるのでそんなこともしばしば話題になった。生活があるから仕方ないと思うし、聞けば何回目かの入院とかいうバー様が多いし、年寄りも今や簡単には死ねない時代なのだ。自分の老後まで考えてしまうことだった。
は〜、そんなこんなで8月終了。暑かった。