MutsuMutsu晴れ晴れ日記

晴れ晴れ人生を目指して!

ここは体が不自由な人ばかり その2

アイザワホスピタルリハビリテーションにはデイサービスがあるので、バーちゃんは家のものが付いていられない時そこで遊んでいる。今日も行ってみるとそこにいて手拍子しながら歌っていた。♪あ〜それなのにそれなのに〜ねぇっ怒るのわ〜怒るのわ〜 あったりまえでしょう〜♪♪  オオなんておそろしく昔の歌謡曲、それを知ってる私もすごいけど。バーちゃんなんかゲラゲラ笑って歌っていた。
昨日はバイオリンとピアノの演奏会があったそうだ。 このシステムは本当にありがたくてずっとお願いしたくなるほどだ。
しかし驚くのはこの後だ。今日私がこれで帰るからと看護士サマに声をかけると、バーちゃんはナースステーションに連れて行かれた。
何度も目にした光景だが、テーブルの周りに老人がぐるっと座らされている時がある。ベッドにひとり置いておくのが心配で、見守るために置いておくってかんじ。私はそれまでボケた人を集めたのかと思っていた。それがデイサービスが開いていない時間の光景だったのだ。それでバーちゃんもそこへ並んだ。
とにかくおかしいと思うのは、老人はみんな押し黙り(ぼーっとしたひともいるけれど)看護士サマはというと黙々とパソコンをクリックしていることだ。パソコンに向かっているので年寄りは喋っちゃいけないと思ってるにちがいない。いちいちかまっていられないかもしれないが、それにしてもねー。
うちのバーちゃんの世話してくださいよ。
ニコニコタカちゃん!早くきてやって!と思わず時計を見た私だった。