楽しき秋日和

　今日も快晴で透き通った空。
シゲジは名古屋方面、茶サマは模試を受けに学校、私は市主催のフリマの日で最後に家を出た。
　車に乗った途端にエツコ様からメールが届いて、もう受け付けは始まっているから早く来てよとあるので　うそっ！えら早いね〜と思ったが、そんなこと言ったって車は走っているわけでこれ以上早くは無理だわなんて苦笑しながら、赤信号になったら返信しようと思ったのだが　次々現れる全ての信号が全てうまい具合にクリアするという感動的なすべりで　あっという間に県の森に着いてしまった。そのまま走ってエツコ様とご主人にあいさつしながら尚走って、受け付けで手続きと場所取りのクジ引きをしてみると、すごいベンチ付きの絶好の場所が待っていた。
最近の悦子様はヤソ銀を辞め、そのあとめまいを起こしたとかでいろいろな医者を回って忙しく、その合間には礼文島まで旅行して今日は昆布をお土産に持ってきてくれた。
知り合いから預かったとかいうかなり年代物の品物を今日は山ほど持ってきていて、中には使ったのがはっきりわかる古い東芝のアイロンまであって、こんなもの誰でもいいからタダでもらってもらえるならとか言っていたのに、「これはいくら？」というオバサマが現れたからびっくりしてしまった。とっさだったが売ってしまったエツコ様もすごかった。
エツコ様といえばここだけの話しだが、回転カッパの粉茶をいつももらってきちゃう、あんな美味しいお茶は売ってないからとかいうので　心底たまげてしまった。
風も無い行楽日和のおかげ、だらだらと人波が続いてくれて品物も売れて　今日の売上げはフリマ人生最高値となった。