いづれがアヤメかカキツバタ

　菖蒲の群生風景を写した写真の額が送られてきた。　
それを白い壁に掛けてみればまさに今の季節そのもの。　私もやってみたいなぁとつい思う瞬間だ。　カメラは面白そう。　とくに花の美しさをいつか撮ってみたいと逸る私だ。　
　ところで　その額を贈ってくださったのは、シゲジの福岡時代のじいさん仲間の一人ということだ。　今回は京都で集まって　えらくいい料亭で親交を深めたらしかった。　福岡時代といえば、シゲジの黄金時代なのだからして　このじいさんの会が長く続くことを私は期待してしまう。楽しみは多いほうがいいからね。

　「そのほうが人生おもしろいでしょう」と、テレビで石倉三郎が言っていた。
そうそう！私も思わずうなづいてしまった。
一度だけの人生なのだからそういう考え方でいかなくっちゃ。　健康で愉快にいこう。　人生は後半がおもしろい。これも誰かが言っていた。

夕方、写真を送ってくれたじいさんから同じ写真で達筆な絵葉書が届いた。
......大田の沢のカキツバタは万葉の時代からの天然ものだそうです. 例年5月連休明け頃に咲き、雅びな風情です.......