めでたく一周年
「はっきりしとかないといけないけれど、母親とは一緒に暮らしません。はっきり言って4ヶ月は船の上で、親や家族の葬式しか戻って来れないような仕事で、子供は発育に問題あって・・」と、東京ばな奈氏は言った。
はっきりしすぎているので、母親の前でそういう言い方はないと私は慌てたが、船乗りの息子をもったらああいう顔でいられるのだろう、サイトヨ様は物分かりのいい笑顔だった。
親のほうも大丈夫、心配することはない、連絡したって来れないことは承知している、という暮らしで今まできていたことがよくわかった。
それにしてもこれからは一人暮らしの80歳だ。寂しいに決まってるのに。裏には息子に建てた家もある。大丈夫と言いながら帰ってくるのを待っているはずなのだ。
「はっきり言えば、親は早く死んでもらったほうがいいくらい・・」 とほほ
昼ご飯を食べていけと二人から言われたが、これ以上バカばな奈と話していると、こちらが落ち込むばかりだし、あまり入り込みすぎてはボランティアじゃなくなると思って退散した。
若葉ゆれる公園ランチはすがすがしくて、あんなへんな親子の話しは短めに。
今にバチが当たるに見ていましょ!とチョロも。 それより、1800円の若向きカットの話し、ケータイを拾った話し、笑ってスッキリした。
はればれ記 こんなかんじで 次へ行く <睦睦>