ペ様のおかげ
ぺ様の<初恋>は 後半、思いがけず泣けて困った。
私が一番弱い貧乏ものだったからだ。
年老いた親、兄弟、友情もテーマで、それぞれの人生が可哀想で切なくて、しかしひたむきな愛情が全体に溢れていた。 韓国では歴代一位の視聴率だったという。
<愛の群像>を見たときもそうだったが、自分の子供の頃の時代を思い出させるような貧しさと希望がそこには描かれていて、貧乏の切なさがよくわかって泣ける自分がいた。 また、のん気にそれを見ていられる今の自分の幸せまで感じさせてくれるドラマだった。そして大事なことは何かを 考えさせてくれた。
けれど、話しの展開はどこまでも残酷に続き、もうやめられない。
今夜は、親をなにより大切にしている子供の姿や、子を思う父親の思いが胸に迫って感動した。最終もいよいよ近づいてきて落ち着かないというわけ。
ぺ様には大いに感謝したいところだが、ノムヒョンなる人が最近それとこれとは別とアカラサマにしてくれた。
礼儀正しさや誠実な人情ってやはりドラマの中だけだったということか。
「復讐をしても何も変わらない。本当の復讐とは、情けをかけて許すことだ」とチャニョクもドラマの中で言っていた。
近き国 ハートの違い 無かりせば <睦睦>