MutsuMutsu晴れ晴れ日記

晴れ晴れ人生を目指して!

どうぞご自由にリフォームを

 鹿児島・ハイビスカスの家の契約のことで、東京へ行った。
初めて会ったばかりの <スッカリ東京ミセス様>は、ペラペラと東京言葉で一見お上品にまとまっていた。
  田舎者様が東京の一等地に暮らすなんて、いったいどういうものか私は興味でいっぱいだった。
 夫や子供の話し、ハイビスカスの家のこと、先日急逝されたソウイッチャナンデスガ氏の追悼から人生後半の生き方、はては韓国ドラマまで・・・、またたく間に時間が過ぎてしまった。 私だってだまって聞いているほうではない。 どちらかというと、得意分野。
 そうして、私が観察したところでは、 <スッカリ東京ミセス様>は、運がいいようで悪くもあり、 恵まれた環境の中にはありながら、あれこれ思案の落ち着かない人生を走っているかんじであった。  なんでも自分で決めていかねばならないのだから、考えようによってはおもしろいだろうに・・・。 
 4時を回ってはじめて、話しは契約に入った。
しかし、ここからは、あんたばか?と思うときアリ、執拗なねばりアリで ハグラカサレたり、スリヨラレたり・・。

  「それではこのお家賃で。 もしかしたら、なにも変えないかもしれませんので。」
 相手が立ち際言ったのだった。   私は、ひどく疲れた。

                冬の街角 屋号は桃と 未亡人  <睦睦>