MutsuMutsu晴れ晴れ日記

晴れ晴れ人生を目指して!

りんごひと筋な人生

隣りのさつきサマがりんごジュ〜スを持って来てくれた。
渡る世間じゃないけれど、こちらのさつき姉ちゃんは人は良さげで、村にすっかり馴染んでしまって、もうこれでじゅうぶんと思っているんじゃなかろうかと思うような人生だ。 「神戸!? ごうどなら分かるが、どこにあるだい!」なんてイワちゃと笑っちゃって、それこそ笑わせる。
 玄関のシンビジュームを今日も凄いスゴイと言ってくれた。今日は花の数まで数えてくれた。そしてこんなに咲くなんてなにかあるだね!とやっぱ言った。
続いてIHクッキングヒーターのガラス面を撫でて、これいいね〜と言うんでびっくりした。 今さつき姉ちゃんは老夫婦用のままごとみたいなコンロで煮炊きしているそうだ。息子家族と暮らしても毎日のご飯は別のほうがいいそうだ。 
そういえばこの間読んだ本だったか新聞だったかに、娘夫婦とスープの冷めない距離に暮らせる老後は不幸というのがあった。スープが冷めない距離というのはお互いに干渉と五月蝿さがつきまとう。いっそスープなんか届けようにも届けられない所に住んだほうが、よほど自由で心を掛け合うものだと。   
さつき姉ちゃんってどうみても韓国ドラマは見てないだろう。東京のきらめきは?知らないか。  
テレビじゃ、幸せってなんだっけなんだっけとサンマが唄ってる。
いよいよ年の瀬だ。