花合わせ

パンなら＜超熟＞5枚切を買っていたが、いつの間にか159円になってしまった。高すぎて買う気がしないので、仕方なくアップルブランドの＜まろみ＞6枚切を買ってみる。こちらは100円だがやっぱり食感はわびしい＜まろみ＞だ。そしたらニュースでご飯を食べる家庭が増えて、ふりかけがブームになっていると言っていた。ふりかけといえば＜のりたま＞か。　しかしご飯といえばこの世で一番美味しいのは、野沢菜と味噌汁をかけたご飯だとニュースを見ながら思い出した。みすぼらしいかもしれないが、そうなんだからしょうがない。
今みたいなパッとした電灯ではなくボヤ〜ンとした灯りの中の風景だ。
ストーブなど無くて、灰の中に赤い炭のこたつだった頃。そのこたつの上でジーちゃんがよく幻灯機を壁に映してみせてくれた。＜こぶとりじいさん＞とか。　また、そのこたつの上ではなんと花札をやった。松本のおじさんが来たり隣のおばさんも一緒にやった。私は幾つだったのか、マッチ棒を出したり入れたりしているうちに、しっかり覚えて加わっていた。どういうつもりかみんなで笑って写真まで撮ってある。
こんなやくざな環境で、教養なことはまるでなくて・・。
　それでもここまでやってきた。