連続してる好きなもの

風薫る5月の空に今年もツバメがせわしくサァーッッーと兆速で飛んでいる。
女鳥羽川のほとりでは、秋のコスモスに代わって今度はマーガレットが風にグラングランと揺れて愉快だ。
今日はウォーキングの後半で、まるで虹色というかんじのバラを見た。
私は５月のバラが相当美しいと思うから、花は何が好きかと聞かれれば、聞かれたこと無いけれど、５月のバラじゃと即答する用意ができている。
今バーちゃんの家に咲いているバラは、私が小学生の時に買ったものだ。バラがほしかったなんて、今思えばちょっと泣ける？　一本目は濃いオレンジ、二本目は濃いローズ、それきり買うのは止めてしまったが変わった小学生だった。
変わってるというので思い出したが、小学校高学年の頃ハマッタものがあった。毎週土曜日の午後のドラマだ。半日授業が終われば、一目散で家に帰った高揚感を今でもしっかり覚えている。舟木一夫とか泉雅子だったような気がする。テレビの上にいつも小遣いが置いてあって、土曜日はそれでお昼のパンを買ったような覚えがある。それを食べながら集中してドラマを観た。　

そう、そのまんま今に至る私だ。