感慨深く見上げる桜

車の中からいつも見上げていた大学病院の桜の木が満開になった。
ちょうどトンボ高に茶サマを送った頃は、まだまだ桜なんて咲きそうもなく、空しく思ったものだったけど。
今日は久しぶりにそこを通って赤信号で止まったら　その木が満開なのでわァっと思った。
同じ道伝いでもほとんどの桜の木はまだ二分咲きくらいなのに、ほんとうにその木だけ見事で、やっとこちらもいよいよ春だわとしみじみ思った。
帰りにアップルの写真やさんで写真をもらって帰宅。どれどれと開けてみれば、３月がよみがえった。
ついこの間なのに懐かしいトンボ高卒業式の写真。袴すがたの茶サマだ。それはすごくいい笑顔で写っていた。かなちゃんと一緒や　細い先生とも笑っていた。
最後に出てきたのは　やっぱり笑ってるマリちゃんとモリタ氏だった。
夜、そのマリちゃんから電話。
「パートのおばさんからサンドウィッチのバターぬるところから教えてもらったんだよ。バイトしてるみたいだわ」
声が弾んでいたので　すごく嬉しくて　一緒に弾んだ私だった。