柿に執念を燃やす

畑に玉葱の苗を植えた。しっかり根元を踏みつけて厳冬を越えて育つ玉葱たちだ。
収穫は6月頃、取れるのは７〜８割だと春春サマが言うので　ちょっとクラッとしたのは私。6月とはまた果てしなく遠いのことよ・・・。
　今日の天気は快晴。紅葉が鮮やかな素晴らしい秋の日が毎日続いている。　
ただ今畑には　チンゲン菜やほうれん草や大根が見事に育っている。ねぎもたくさん並んでいる。
春春サマは相変わらず手が早く元気印だ。　「あれっズッキーニじゃん」と驚いてみせたり、「柿を取るといいよ」なんて目をパチパチさせるので　私はなんか可笑しくてたまらない。　春春サマの言うことをよーく聞いて　脚立を抱えて右往左往してみせるご主人サマがこれまた面白すぎ、声には出せないが大爆笑だ。
最近は太鼓の音もか細い感じだが変ったのはこちらなのかもと　会うたび思う私だ。

人も世の中も変っていく。この玉葱を収穫する初夏、美しい国は？我が家は？どんなふうになっているのかな。
子ども達は3人が3人とも新しい道に進んでいく。私もそれぞれの活躍を楽しむ時がついにきた。　と　感激していたら、マリちゃんの所で働かせてもらえばいいなんてシゲジが提案するので　これは笑った。